「フィリピン大学入学コース」が新設されました
Face to Face English Schoolには数多くの特徴的で魅力あるコースがありますが、このたび「フィリピン大学入学コース」が新設されました。
<コース新設の経緯>
近年、日本では大学の乱立と少子化の大きな影響を受け、「大学全入時代」に突入しています。
定員割れスレスレの大学も多く、「とりあえず」受験さえすれば入れるような学校も多く存在し、それと比例して「大学のレベルが落ちてきた」という声が多く聞かれるようになってきました。
国際的な高等教育評価機関である「クアクアレリ・シモンズ社」や、教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」などが、毎年世界の大学ランキングを公表していますが、日本の大学の評価は「国際的な展望」「英語教育」などの面で他のアジアの大学と比較しても大きく後れを取っている現状が伺えます。
そんな中、今着実に注目を集めているのが「フィリピンの大学に進学する」という選択肢です。
アメリカやイギリスなど、欧米の大学に進学するという、いわゆる「海外進学」は以前から盛んでしたが、今、アジア各国の台頭、経済の著しい発展とともに、シンガポールやマレーシア、フィリピンなどの国で大学入学を目指す若者たちが増えています。
Face to Face English Schoolでは、以前から「フィリピンでの大学進学」を希望する生徒様のサポートを行っていましたが、このたび、改めて「フィリピン大学進学コース」を新設することになりました。
※こちらの記事もご参照ください(フィリピンの大学に入学するメリット)
https://f2fenglish.jp/6626
<フィリピンの大学に進学するメリット>
◎ 授業がすべて英語
フィリピンは英語を公用語としている国で、その英語力の高さには定評があります。ビジネス英語指数(BEI)では、毎年世界のトップをキープしており、大学などの高等教育機関では「授業はすべて英語」が義務付けられています。学生の大半は幼い頃から英語に囲まれた環境で育っているため英語力は非常に高く、留学生が英語学習をする環境としては申し分ない国であると言えます。
◎ 圧倒的に費用が安い
授業がすべて英語で受けられるという大きなメリットがありますが、日本の大学(外国語大学など)と比較すると、授業料は驚くほど安いです。国立では年間10万円から30万円程度、私立の場合、年間25~40万円程度からきわめて授業料が高い名門私立でも年間50~80万円程度です。
物価も安いため食費(月1万円から2万円)、寮費(月2万円程度)などもおさえることができ、4年間のトータルで言えば日本の3分の1から5分の1の費用で大学生活を送ることが可能です。
◎ グローバル社会に通用する人材
これからの時代、世界の中心は確実にアジアにシフトしてきます。フィリピンの大学には、アジアの各地、中東、アフリカ、一部ヨーロッパからの留学生も多く、彼らとの交流を通じて様々な知識や経験を得ることができます。また、日本と違い「座学の英語」ではなく「実践的な英語」を学ぶことができる環境ですので、卒業後は海外での就職や外資系での就職など、「活きた英語」を必要とする会社への就職が有利になります。
<フィリピンの大学に進学するデメリット>
◎ 知名度が低い
今後、大いに躍進が望めるフィリピンの大学ですが、たとえば日本の東京大学やシンガポール国立大学、香港大学、北京大学、ソウル大学などと比較すると知名度は劣ります。けれども、大学は知名度だけで決めるものではなく、「その大学に進学することで何を身につけることができるか」という観点で決めることが重要だと思いますので、その意味では「実践的な英語を身につけることができる」というフィリピンの大学は魅力的であると思います。
◎ 治安が心配
フィリピンと聞くと、やはりまだ治安が悪い…というイメージがつきまといます。けれども、犯罪率や殺人率などで比較すると、たとえば「微笑みの国タイ」などと比べてもほとんど同程度です。日本という世界一安全な国と比較すれば、世界のすべての国は「危険な国」とみなされてしまいます。フィリピンの有名な大学が存在する区域は、他の場所と比べて治安面で細心の注意が払われているところが多く、広大なキャンパス内は安心して勉強に集中できる環境が整っています。
<進学先大学>
フィリピンには約2300の総合大学、単科大学、高等教育機関がありますが、その中でも比較的レベルの高い学校(大学ランキング50程度まで)を進学目標として目指します。一部例を紹介します(下記以外でも大学進学先は多数あります)
1.University of the PHILIPPINES Diliman (マニラ)
フィリピントップレベルの国立大学
大統領をはじめ、数々の国家的指導者を輩出したエリート校
生徒数25000人
2.DE LA SALLE University (マニラ)
ビジネスマンの子弟が数多く通う私立大学
フィリピン最大のデパートSMグループの創始者などを輩出
3.Ateneo de MANILA University (マニラ)
フィリピントップレベルの私立大学
現職の大統領をはじめ、富裕層が数多く通う
4.University of SANTO TOMAS (マニラ)
1611年開校のアジア最古の私立大学
由緒ある名門校で世界最大のカトリック大学でもある
5.Mapua Institute of Technology (マニラ)
理系、工科系(情報通信、電気・電子工学、機械工学、建築・土木、化学分野)の専門教育に定評がある私立大学
6.Angeles University Foundation (アンヘルス)
学生都市として有名なパンパンガ州のトップレベル私立大学
韓国、台湾、アフリカ、中東などからの留学生も多い
<対象者>
◎日本で高校を卒業した人(見込み含む)
◎日本で大学、短大、専門学校を卒業した人(見込み含む)
<留学期間>(開始時期はいつでも可能)
フィリピンの大学に入学するにあたって、事前にFace to Face English Schoolで留学をされる期間は、生徒様によって様々です。平均すると半年以上の留学を経てから大学に入学される方が多いですが、12週間程度でチャレンジされる方もいらっしゃいます。
フィリピンの大学は、学校によって入試の時期が異なります。また、年に複数回の入試を実施するところが多いので、受験しやすいのが特徴です。
標準的な24週間の留学期間を例にとると、基本的には、前半の12週間程度は日常英会話の訓練や入試対策のサポート(試験合格に必要な英語スキルの向上)を目標にしてカリキュラムを組みます。この間、実際に大学を見学に行きます。
後半の12週間は面接対策や願書作成などを併せて行います。また、大学入学後に必要となる学術英語の特訓もはじめます。
大学入試に求められる英語レベルと、大学入学後に求められる英語レベルは、かなりの差があります。大学入学前は、「英語を学ぶ」ことを目標にしたカリキュラムですが、大学入学後は、「英語で学ぶ」ことが求められます。
もっと簡単にいうと、大学入試に合格することができたからといって、大学の授業についていくことができるとは限らない、ということです。
ですので、大学の授業にきちんとついていくことができるために、コースの前半は英語の基礎を固め、後半はよりハイレベルな英語の特訓に入っていきます。
大学の授業で用いられる英語は高等教育の学術的な英語です。この専門的で実践的な英語を4年間あび続けることが、「日本では絶対に得ることができない英語環境」「フィリピンの大学に進学する最大のメリット」なのです。
日本の外国語大学に行っても、これだけすべてを英語漬けにして過ごすことは至難のわざです。しかしフィリピンでは、この英語漬けの日々が、驚くほどの安さで実現できます。
<料金>
通常の留学費用+2000円/週
(詳しくはお問い合わせください)
<コースの具体的な内容>
◎日常英会話の訓練
◎入試対策のサポート(リーディング、ライティング、ボキャブラリーなど入試対策英語)
◎願書作成サポート
◎大学見学(スタッフが付き添います)※2~3校程度
◎入試面接対策(英語でのロールプレイング)
◎大学入学後に必要となる学術英語(中・上級英会話・リーディング、アカデミックライティングなど)
◎各大学の情報提供
※ 100%の合格を保証するコースではありません
4年間という貴重な大学時代を、フィリピンの大学でしっかりと勉強して、ハイレベルな英語力と国際感覚を身につける有意義な期間にしてみませんか?
もし日本の大学に進学しても、そこでバイトやサークルだけに明け暮れてしまうのであれば、その4年間をフィリピンの大学で費やす方がはるかに有益だと思います。
英語力は必ず将来に活きる大きな武器・財産になります。このチャンスをぜひ活用してください!