
セブ島の語学学校とFace to Face English Schoolの2つの語学学校を経験されたAkariさんの体験記です。
2週間という短期留学でしたが、F2Fでのフィリピン留学を非常にエンジョイされていました。
複数の学校を体験した人の目線で感想を語ってくださっていますので、ぜひご一読ください
◎Akariさんの体験記
F2Fで勉強できたのはたったの2週間だけでしたが、本当に密度の濃い、最高の2週間でした。
私は以前セブ島の学校(いわゆるホテル留学ではなく普通の語学学校)に2週間留学したことがあり、せっかくなのでそちらと比較しながら感想を書かせていただきます。
まず学校ですが、本当に快適で、かつ、英語が伸びる環境が整っていると思います。セブ島の学校ではWi-Fiはほとんど繋がりませんでしたがF2FではYouTubeすらサクサク見れて驚きました。シャワーはお湯が出るし水圧もあるし、ブランケットも貸し出してもらえるし、本当に快適でした。
また、私の場合住み込みの先生と同室でしたが、その先生はもちろん、他の家に住んでる先生やハウスキーパーさんたちとたくさんコミュニケーションをとることができたのではないかなと思います。
私がF2Fで1番感動したのは授業です。先生たちのレベルが本当に高くて、驚くくらい私のわからないところをピンポイントで当ててくれるのでごまかしが効きませんでした(笑)
先生たちは私のわかる単語とわからない単語をわかっているようで、語彙がかなり増えましたし、こんなハイレベルな先生たちの授業を受けられるなんて幸せだと思いました。
セブ島の学校の先生はほとんどが臨時採用のアルバイトの方であり、先生としての能力や学問的な知識に欠けるところがありつつも英語は喋れるしとてもフレンドリーだったので、英語に慣れることや英語を話すことへの抵抗を無くすという面で効果的でした。
今回も私は正直そういう授業や先生たちをイメージしていたので、ただ『英語を話す』だけではなく『英語で学ぶ』というような授業で驚きましたし、確実にステップアップできたと感じています。

滞在期間は2週間だけれど、遊園地にいってジップラインに挑戦したり、タールボルケーノという活火山に行くアクティビティに参加したり、ショッピングセンターで可愛い靴を買ったり(フィリピン基準の自分の足のサイズがわからなくて親切な店員さんと探し回りました)、タガイタイでの思い出は数え切れないです。
セブ島の学校にいたときには学校の周りの治安が悪いため外に出られず軟禁状態だったので、タガイタイではまさか自分がジプニーを乗り回すようになるとは思ってもみなかったので本当に刺激的でした。
ただ、その中でも1番印象に残っているのはF2Fで出会った人たちです。日中友好のために奮闘している大学生のお兄さん、世界中を旅行しているハタチのお姉さん、オーストラリアに住んでいる旅人のお兄さん、、、などF2Fに来ているみなさんそれぞれが英語を上達させたい理由や夢を持って楽しみつつも真剣に勉強されていて、本当に刺激になりました。このとき私が最年少だったこともあって、みなさんいろんなことを話してくださって本当にありがとうございました!
私は7時間のマンツーマン+1時間のグループクラスを取っていました。speaking4種類、writing、reading、pronunciationです。7時間は正直大変でしたが、2週間なのでなんとか続けることができました。オーナーの大町さんも仰ってましたが全部の授業をspeakingにしてしまうにはもったいないと思います。
私にとって特に役に立ったのはwritingです。ただ英語で書くというだけではなく(実は私が最初に書いた文章にはルーズリーフ1枚に28個も”I”で始まる文がありました)、どう魅力的かつ自然な文章で書くかということを学べました。私が2週間だけなのにもかかわらず、ものすごく高い目標を先生たちに話したら気合を入れて色々と教えてくれたので復習や宿題が大変でしたが、本当に力がついたと思います。ただ、あまりに私が眠そうにしていたためにどの先生にも宿題を出されない日もありました、本当にいい先生たちです。
私はEOPにも挑戦しました。セブ島の学校でもEOPでしたし、私の場合、日本語と英語を切り替えるのが苦手で、朝イチの授業でうまく話せなくてもどかしかったり、放課後に日本人の友達と話すときになんかこの時間勿体無いなと感じていたときにEOPの方に誘っていただいたので自然と始めていました。
EOPだと思うままに話せなくて苦痛だと言う方もいましたが、私の場合は言いたいことがうまく言えなかったときは次から言えるように勉強するきっかけになりましたし、そういうこと自体無くなるように頑張るモチベーションになりました。楽しかったし、瞬間的に英語を話すいい練習になったと思います。


私の友達の多くは私がセブ島での2週間とタガイタイでの2週間の、計4週間で英語がある程度話せることを羨ましがりますし、4週間海外にいれば自然と話せようになるものだと思っている人がほとんどです。たしかに、F2Fは生活するのにも、勉強するのにも最高の環境が整っています。でも、ただそこにいるだけでは英語は上達せず、その場所で、自分がどれだけ挑戦し努力して頑張るかだと思います。私はこれからまた日本で一生懸命英語やそのほかの勉強をして、またF2Fに戻れたらいいなと思っています。
本当に最高の学校でした!ありがとうございました!