こんにちは!student manager のYUJIです。
今回は、私の実践している勉強方法についてご紹介したいと思います。
私は、授業や宿題を通して、知らない単語を見つけるたびに間違えノートに書き溜めていくという方法をとっています。こちらに来て2週間が経ちますが、ノートを見返してみると、1日あたり20~30個くらい知らない単語と遭遇する計算になります。小さなことでもコツコツと積み重ねてゆけば、いずれ大きな成果に結びつくものですよね!!
授業ではときに難しい単語に直面するため、はじめのうちは、すべての単語を間違えノートに書き出すべきか迷いました。しかし、私は、どんなに聞きなれない単語であっても漏れなくノートに書き出すという方針を採っており、それを実践して良かったと今では考えています。
その例として、私の体験をご紹介します。
ここF2Fで授業を受け始めて間もない頃、ボキャブラリーの授業の際に“ambiguity” という単語をプリントで目にしました。授業後に意味を調べてみると、「両義性」という意味の言葉であることを知りました。今まで、日本語の日常会話の中でも「両義性」という言葉を使った覚えがなかったため、ノートまとめの対象から外そうかなと一度迷ったものの、「書いておいて損はないしなぁ」という気持ちから、一応書いておくことにしました。
その日から2週間が経ったある日、スピーキングの授業で、「将来、IT技術の進歩によって人間の労働が不要となる日が訪れるのか否か」というテーマで、講師と議論をする機会がありました。その講師は、IT技術の有用性を強調し、賛成の立場をとっていたため、私は、反対の立場から、必死に反論を考えていました。そして、コンピュータには言葉の適切な選択に弱点があり、文脈から言葉の意味を吟味するには人間の労働が不可欠であるという趣旨の反論をすることにしました。
“The pen is in the box”という文(文A)と、“The box is in the pen”という文(文B)をホワイトボードにならべ、反論スタートです。それぞれ日本語訳をすると、文Aは「ペンが箱の中にある」、文Bは「箱が囲いの中にある」という意味になります。“pen”という言葉には、筆記用具としての「ペン」という意味のほかに、庭などで用いられる「囲い」という意味があります。私たち人間にとって、文Aにおいては「ペン」、文Bにおいては「囲い」という意味を表していることが容易に推測できます。なぜなら、常識的に考えて、ペンの中に箱は入らないからです。しかし、コンピュータは私たち人間の常識を共有しているとは限りません。そのため、「箱がペンの中にある」という誤訳をする恐れがあるのです。よって、コンピュータは言葉の両義性に対応しきれない、と主張を締めくくりました。
ここで活躍した英単語が、あの“ambiguity”(両義性)だったのです!!思い出せてよかった!
少し前までは、どぉーせ使うことはないだろうと、完全にナメていた“ambiguity”。こんなに早く助けられるとは思いませんでした。
英単語は、いつ使い時が訪れるのか分からないものですね。これからも、間違えノートの作成を継続して行こうと思います!!
See you next time.
YUJI