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留学ガイド– Study Abroad Guide –

40代で初めての大人留学で後悔しないために

40代で初めての留学で後悔しないために
目次

はじめに

「若い頃に海外留学をしてみたかった」「英語を使えるようになりたかった」
そう考えながらも、仕事や家庭の事情で断念してきた方は少なくありません。気づけば40代。
子育てが一段落し、自分の時間が増えた今、もう一度「夢に挑戦してみたい」と思う方が増えています。

しかし、「40代で留学なんて遅いのでは?」「若い人に混じって浮いてしまわないか?」という不安もつきまといます。そこで本記事では、実際に40代でフィリピン留学に挑戦した体験談を交えながら、
後悔しないためのポイントを解説します。


フィリピン留学を決めた背景と目的

私が留学を決意した一番の理由は「海外で暮らしてみたい」というシンプルな思いでした。
若い頃から抱いていた夢ですが、現実には仕事や子育てを優先してきて、
気が付けば時間だけが過ぎていきました。
40代になり、子育ても一区切り。自分の人生をもう一度見直す中で「やっぱり海外生活を経験してみたい」という気持ちが強くなり、思い切ってフィリピン留学に挑戦することにしました。


英語の準備不足で感じた後悔

正直に言うと、留学前の準備はほとんどしませんでした。
パスポートや航空券、最低限の荷物は用意しましたが、
肝心の英語学習は「現地に行けばなんとかなる」と甘く考えていました。

しかし、初日の授業でいきなり壁にぶつかります。
先生の質問に答えられない、単語が出てこない、自分の言いたいことが言えない…。
若い学生たちは受験直後で英文法や単語が頭に残っていますが、
40代の私はすっかり忘れてしまっていました。

「やっておけばよかった」と強く感じた準備は以下の通りです。

  • 中学レベルの英単語・文法の復習
  • 英語映画やYouTubeを字幕付きで視聴して耳を慣らす
  • 英会話アプリで簡単なフレーズに触れておく

準備ゼロでも留学は楽しめますが、
少しでも下地があると最初の1週間の充実度はまったく違ったと実感しました。


最初の1週間で起きた変化

留学生活はまず「自己紹介」から始まります。先生が変わるたびに、同じように「名前・出身・趣味」を話すことに。最初は緊張してうまく言えませんでしたが、何度も繰り返すうちに自然と慣れてきました。

特に印象的だったのは、先生がこちらの話にとても興味を持ってくれることです。
年齢や経歴を伝えると「日本ではどんな仕事をしていたの?」「子育てはどうだった?」と会話が広がり、
自己紹介が自然なコミュニケーションに変わっていきました。

1週間もすると、授業中に緊張することも少なくなり、
「間違えてもいいから話そう」という気持ちで臨めるようになりました。


フィリピンでの滞在環境と生活

私が滞在したのはシャワー・トイレ付きの1人部屋。ベッドと机があり、Wi-Fiも完備。週2回の掃除とベッドメイク、週2回の洗濯サービスがあり、快適そのもの。授業後に静かに勉強するにも最適でした。

食事は平日3食。日本人比率が高い学校だったので味付けは日本人好みで、生野菜がきちんと出ていたのはとてもありがたかったです。健康を気にする40代には重要なポイントでした。

週末は外食が中心。現地のレストランやカフェ、飲み屋は英会話練習の場になりました。
さらにフードデリバリーも充実しているため、食事に困ることはまったくありません。


授業スタイルと先生の人柄

授業はマンツーマン5時間+グループレッスン1時間。資格やスコア対策ではなく、
会話中心の実践的な内容でした。

  • マンツーマン授業では「よく使うフレーズ」「シチュエーショントーク」を繰り返し練習。
  • 先生は基本的にフレンドリーで、ベテランほど私のレベルぎりぎりの質問をしてくれる。
  • グループレッスンでは20代の学生と一緒になることもありましたが、
    テーマが日常的だったため年齢差を逆に活かして会話が盛り上がった。

「40代の自分に合わせたトピックで会話できるのは非常に楽しい」と実感しました。


フィリピン留学での費用感と比較

今回の費用は2週間で約12万円。内訳は以下の通りです。

  • 授業料・寮費・食費込み:約10万円
  • 航空券:約2万円(セール利用)

欧米やオーストラリアなら2週間で30〜50万円、
日本の英会話スクールに通っても10〜15万円かかることを考えると、
フィリピン留学はもっともコスパが高い選択肢だと言えます。


心理的な不安と克服

出発前に一番不安だったのは
「同年代の留学生がいないかもしれない」「若い人に笑われないか」ということでした。

しかし、実際に行ってみるとそんな心配は不要でした。40代になってからは「英語ができなくても仕方ない」「開き直って学べばいい」と思える自分に気づきました。
これは自分でも驚きの発見であり、大きな安心感につながりました。


留学を終えて得たこと

2週間で英語が劇的に上達したわけではありません。ですが、
「英語が不自由でも海外で暮らせる」という自信を得られたことは、何よりも大きな収穫でした。

40代の留学は、語学力を伸ばすだけでなく、

  • 若い頃に諦めた夢を再び追える
  • 学び直しの楽しさを知る
  • 海外生活に対する自信を得られる

といった、人生を豊かにするきっかけになります。


まとめ:後悔しないためのチェックリスト

  1. 英語の基礎復習をしておく(単語・文法・リスニング)
  2. 現地生活をイメージする(部屋・食事・安全面)
  3. 目的を明確にする(会話力、海外生活、自己成長)
  4. アウトプットを恐れない(間違えても話す)
  5. 楽しむ気持ちを忘れない(授業も交流も含めて)

40代のあなたにとって、留学は第二の青春となる一歩になるはずです。

この記事を書いた人

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