フィリピン留学のメリットとデメリットを知ろう!
フィリピン留学にはメリットだけでなく、デメリットもあります。
そこで、この記事では、フィリピン留学のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
フィリピン留学を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
フィリピン留学の基本情報

正式国名
フィリピン共和国(Republic of the Philippines)
首都
マニラ(Manila)
公用語
タガログ語、英語
面積
299,404平方キロメートル(日本の約8割)
人口
1億903万5,343人(2020年フィリピン国勢調査)
宗教
ASEAN唯一のキリスト教国。国民の83%がカトリック。
通貨
フィリピンペソ(PHP)= 2.59円(2023年7月31日現在)
税金
VAT(Value Added Tax)と呼ばれる付加価値税。税率は12%。
気候
1年を通して気温・湿度の高い熱帯モンスーン型気候。年平均気温は26~27℃。雨期(6~10月)と涼しい乾期(11~2月)、暑い乾期(3月〜5月)の3つに分けられる。
時差
日本より1時間遅れ。 例: 日本が4月1日 午前9時の場合、フィリピンは4月1日 午前8時
電圧
110/220ボルト、周波数:60ヘルツ
フィリピン留学のメリット

1. 格安で留学ができる
フィリピン留学の一番の魅力は、費用の安さです。
フィリピン留学における1ヶ月の一般的な費用は、授業料と滞在費、生活費を合わせても15~20万円程度で済みます。
欧米に留学する場合、少なく見積もっても1ヶ月あたり30~40万円程度はかかるケースが一般的ですが、フィリピンの場合はその半額程度で済むのです。
フィリピンへの航空券も往復10万円以内で買えることが多く、格安航空会社(LCC)を利用すればさらにコストを抑えられます。
特に、社会人や学生で語学留学をする方の場合、留学期間中は収入が得られないことを考えると、できるかぎり出費を抑えたいというのが本音だと思います。
そんな方にとって、フィリピン留学は絶好の選択肢だと言えます。
2. 日本から近い
フィリピンは日本から最も近い英語圏の国です。
留学先として人気のセブ島まで、東京からは約5時間で行くことができます。
また、時差も1時間しかないため、到着後に時差ボケで体調を崩してしまうリスクも低いでしょう。
到着の翌日から帰国の前日までしっかりと充実した留学ライフを送ることができます。
この日本からの距離の近さが生み出す気軽さが、フィリピン留学が人気を博している一つの大きな理由です。
3. 短期留学に向いている
フィリピン留学は短期間で成果を出したい方にとってもおすすめです。
フィリピン留学の場合、費用や時間を無駄に費やすことなく、マンツーマンレッスンで効率的に学習できます。
特に、社会人の方は有給や長期休暇を利用して1週間〜2週間といった超短期の留学スタイルが一般的です。
このような短期留学の場合、フィリピン留学は最適な選択肢と言えます。
4. マンツーマンレッスンが受けられる
欧米の語学学校は通常1クラス10~15人程度のグループレッスンが主流です。
しかし、フィリピンではマンツーマンをベースとしたレッスンカリキュラムが基本です。
例えば、1日8コマのレッスンを受ける際、6コマがマンツーマン、1コマがグループ、1コマが自習、などのような組み方となります。
また、さらにぎっしりとマンツーマンレッスンを詰め込みたければ、グループ授業や自習のコマも比較的低価格でマンツーマンに切り替えることも可能です。
英語の会話量を十分に確保するという意味では、とても効率的なレッスンスタイルとなっています。
マンツーマンが基本だからこそ、フィリピン留学の場合は、短期間で一気に英語力を上げることも難しくありません。
5. 南国リゾートでリフレッシュもできる
フィリピン留学のもう一つの魅力は、南国リゾートでリフレッシュもできるということです。
フィリピンは美しい海や自然に恵まれた国で、ダイビングやサーフィンなどのアクティビティを楽しむことができます 。
特に、セブ島は数多くの南国リゾートが連なる人気の観光地でもあり、毎年日本からも多くの観光客が訪れています。
語学学校が集中しているセブ市内からもタクシーに乗って1時間程度で行けるので、週末のリフレッシュには最適です。
また、セブのマクタン空港から国内線に1時間程度乗れば、ボラカイ島やパラワン島といった世界屈指のリゾートエリアに行くことも可能です 。
勉強だけでなく、観光も兼ねた留学をしたい方にはぴったりです。
フィリピン留学のデメリット

フィリピン留学では以下のようなデメリットも考慮する必要があります。
1. イメージと現実とのギャップ
フィリピン留学をする前には、南国の美しい海や自然、フレンドリーな人々などのイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし、実際に現地に行ってみると、イメージと現実とのギャップに驚くこともあります 。
例えば、以下のような点が挙げられます。
- インフラが未整備で停電や水不足が起こることがある
- 交通事情が悪く渋滞や事故が多い
- 治安が悪くスリや強盗などの犯罪に巻き込まれる可能性がある
- 衛生状態が悪く食中毒や感染症にかかる危険性がある
- 語学学校の設備やサービスが日本基準に満たない場合がある
日本と比べて生活水準や文化が大きく異なることを理解しておく必要があります。
また、事前に調べておくだけでなく、現地で起こるトラブルに対処する方法や対策を知っておくことも重要です。
2. 日本人が多い
フィリピン留学は日本人に人気が高く、特にセブ島では日本人留学生や観光客が多く見られます。
また、語学学校や寮にも日本人が多く入っており、日本人同士で固まってしまうこともあります。
日本人が多いということは、日本語で話す機会や頼ることができる仲間が多いというメリットもありますが、逆に英語で話す機会や異文化交流の機会が減ってしまうというデメリットもあります。
フィリピン留学では、日本人だけでなく他国籍の人とも積極的に交流することが大切です。
3. 学校や寮の選び方が難しい
これらの問題を避けるためには、事前に信頼できる留学エージェントなどから学校を選ぶことが重要です。
フィリピン留学のデメリットの一つは、学校の選び方が難しいということです。
フィリピンには数多くの語学学校がありますが、その中には詐欺的なものや品質の低いものも存在します。
例えば、以下のような問題が起こる可能性があります。
- 学校の実際の状況がホームページやパンフレットと違う
- 学校から追加料金を請求される
- 学校からサービスや設備を提供されない
- 学校から不当な扱いを受ける
4. 安全性の確保
フィリピンでは一部の地域で治安の悪化や犯罪の発生が報告されています。
留学生は安全に留学生活を送るために、現地の安全情報や注意事項について十分に理解し、予防策を講じる必要があります。
また、留学エージェントや現地の日本大使館との連絡を密にし、安全性を確保することも重要です。
まとめ
以上がフィリピン留学のメリット・デメリットとなります。
いかがでしたでしょうか?
低価格、日本からのアクセスの良さ、簡単な手続き、マンツーマンレッスン、そしてリフレッシュできる環境といった魅力が留学生を引き寄せている一方で、文化の違いや気候の違い、教育環境の違い、そして安全性に関する懸念点といったデメリットもあります。以上の情報を理解した上で、事前の適切な準備と対策を行うことで、充実した留学生活を送ることができます。